『生き残るSE』ってどうよ
テンションが桁違いなお方の本でした。
- 作者: 篠田庸介
- 出版社/メーカー: 日本実業出版社
- 発売日: 2010/01/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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SEに必要な7つの力
- リーダシップ:将来の居場所がなくなるから
- コスト感覚:売上の仕分けがどうなるか、意識するということ
- 営業力:SEが営業をすれば、コストが削減できる
- 精神的タフさ:弱さを受け入れてくれるのは肉親だけで、信頼を失い、未来は閉ざされる
- 組織第一主義:個人にできることはしれている。会社のブランド力を高めた方がいい
- 未来を見る力:今の数万円より未来の富を生み出す技術や経験を優先させる
- 覚悟:「男の仕事は一生だ。どんなに逃げたくても、逃げ道はないんだよ。だったら、最初から戦い続ける覚悟をして、その仕事で燃えることを考えろよ」
即ち、「技術バカ」は死ねということですね
・SEは職人ではなく、ビジネスマンなのだ。職人と言い張るには、世の中に数が多すぎる。国宝級の技術者なら職人ともいえようが。
・SEの仕事はシステムを開発することではない。技術を使いビジネスをすることが仕事。クライアントの勝利を実現し、自社の繁栄を実現するために技術を駆使する存在なのだ。
・社会のことを何もしらない学生に、燃えられる仕事としてのSI業界を示す義務が、業界の採用担当者にはある。
・何の開発をやろうが、それに何時間使おうが、あるいは何日待機しようがかまわない。どれだけの利益を会社に入れられるかだけを評価する。
また社内テロリストと呼ばれる奴等を撲滅する必要がある。
・無気力型:周囲のテンションを一気に下げる。
・主張型:行動を起こす気がないのに、問題点をあげつらう。
・逃避型:何かあるとすぐ辞めたいという
→これらを撲滅するには、組織の水を澄ますしかない。
世間に向かって弱音を吐くような経営者の下で働かなければならない社員は、心底気の毒だと思った。
・・・笑えん。